>>702
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以前当スレで「辛亥革命イベントが起こらずそのまま清帝国が存続していたら・・」という想定で史実よりも中国が
よりましな海軍力を獲得しているという仮想プランがありましたな。 以下その概要

・辛亥革命が起きなかったために1914年の第1次世界大戦に清も連合国陣営に参加
・流石に陸兵を師団単位で西部戦線に送り込む余力は無かったものの、その代わりに史実の数倍の苦力を
 連合国側に送り込み、兵站支援や枯渇した英仏の労働力補填に相当の貢献を行う

・そうして連合国がドイツに勝利した際、ベルサイユ条約体制で清もその功績により戦勝国グループの末席に
 名を連ねる資格を得て、連合軍に接収された独墺の艦艇を賠償艦として獲得する
・流石に巡戦や超ド級戦艦は大型艦対応のドックや造船施設を持たない清が獲得しても使いようが無いので、
 清の方から断ったし、逆にUボートは同じ戦勝国である日本が自国のシーレーンの脅威になると見なして反対
・その為、最終的に清が獲得できたのはやや旧式なド級戦艦や装甲巡洋艦及び軽巡洋艦が中心となった。

・清に譲渡されたこれらの艦艇も、当初は運用体制が整わずほぼ岸壁に係留されっ放しだったものの、1920年代に
 入るとワイマール体制下のドイツと清帝国が貿易協定を結ぶ事で艦艇の整備やドックの拡張が進捗した
・1920年代初頭までは清水軍は日清戦争後に取得した旧式な防護巡洋艦が主力のひどく弱体な陣容だったが、
 賠償艦の戦力化とドイツの全面支援で本格的な再建期に

・ドイツも希少資源及び外貨獲得と国内で建造できない大型艦の建造ノウハウ取得の為に、中国でのドイツ資本
 による艦艇建造に力を入れ、1930年代には駆逐艦に加えて軽巡や重巡相当の大型艦も就役し始める。