訪韓した日韓議員連盟の額賀福志郎会長も、李洛淵首相と13日に会談した際、
「耳を疑うような発言。しっかりと反省し、日韓関係のために働いてもらいたい」と抗議。
同席した韓日議連の姜昌一(カンチャンイル)会長によると、李氏は「国会議長の発言なので」と答弁を控えた。
代わりに姜氏が「日韓関係を良くしようという趣旨での発言だった」と説明したという。
文氏は2004〜08年に韓日議連会長を務め、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足時には大統領特使として訪日。
日韓のパイプ役を果たしており、韓国政界では問題の早期収束を望む声も強い。

また、韓国外務省の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は12日の定例記者会見で
「発言は元慰安婦の心の傷を癒やすには、日本側が誠実な姿勢を見せる必要があると強調する趣旨」と述べた。
ただ、日本の謝罪要求を文氏に伝えるかについては言及を避けた。

韓国内では、天皇の政治利用に対する敏感さが十分理解されておらず、日本の反発にピンときていないのが実情だ。
中央日報は9日、「発言は日本国民の感情を刺激しかねない発言であり、波紋が予想される」と懸念を加えて伝えたが、
他の多くのメディアは、日本から反発があった後に発言を報じた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000078-mai-int

「日韓関係を良くしようという趣旨での発言だった」