>>565
こういう神話があるというものだと2017年に出たばかりの「世界神話学入門」(講談社現代新書)がある
こちらは読んだことないけれど入門編としてはよさそうな感じ
日本神話から進んでいきたいならこちらは読んだことがある「日本神話の源流」(講談社学術文庫)がおすすめ。個人的に日本神話の内容に覚えがあるならわかりやすいです
今年1月に出たばかりの同じく講談社学術文庫の「神話学入門」は、神話学そのものの歴史を追った本で、神話学の研究者の事績から説き起こしているので、学問の歴史の方に注目するのならこっち

名著の部は、日本語で出ているのが少なめなので神話学そのものを探した方が早い
古い本だけれども最近新訳が出たキャンベルの「千の顔をもつ英雄」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)はこの手の話では見過ごせない名著
上下巻なのでちょっと気合を入れて読む必要があるけど面白い
同じく古典的な名著だけど版によって内容がいろいろ違うのがブレイザーの「金枝篇」。ただ13巻とかなり長いから読むこと自体はおすすめしない
ミュラーの「宗教学序説」も読んでおいて損はないけどなんといってもそのものズバリ「比較神話学」も古典的。たしか最近一冊にまとまったのが出ていたはず