デ・ハビランド モスキートに関する質問です

モスキートはあたかも「木製であるが故に」高速が出せたかのように語られますが
ソ連も主に単発戦闘機の分野で木製(機体全体は木金混合)構造を多用しており、優れた素材と言われるデルタ合板を開発しています
しかしデルタ合板の優秀さをもってしてもなお、木製構造の部分は全金属製と比べて強度当たりの重量が嵩み
そのためにソ連機は重量面の不利に苦しみ「全金属製で作ればもっと軽く、もっと速く出来るのに」と渇望され
そして余裕が出た戦後にようやく木製部分を全金属製に換えたLa-9やYak-9Pが生産され、木製時代よりも性能が向上しています

このように、ソ連機について調べていると「木(合板)はどうやっても金属より重く、鈍重になる」という印象を受けるのですが
では何故、モスキートは「木製であるが故に」あの高速になったのでしょうか?
高速なのは表面を平滑に作れたからというだけで、重量そのものは全金属製よりも不利だったのでしょうか?
もしくはデ・ハビランドの合板はソ連のデルタ合板を凌駕していて、同じ強度の全金属製よりも軽く出来るものだったのでしょうか?