あらためて日本のF-3開発状況をとりまとめてみましたが....
https://aviation-space-business.blogspot.com/2019/02/f-3.html
ナショナルインタレスト誌
Japan's Stealth Fighter: What Happened? This is what we know.
日本のステルス戦闘機開発はどこまで進展しているのか、判明していることをお伝えしましょう

(中略)
技術研究本部は別個にステルス研究をしている。米テスト施設の利用を拒否され、ステルス機モックアップをフランスに搬送し、
レーダー断面積測定をしたのが2005年だった。その11年後に三菱重工業がX-2として知られる先進技術実証機を発表した。
X-2の部品点数中9割は国産調達だ。X-2は縮小型で全長14メートル、翼幅9メートルにすぎない。
実証機なのでこの大きさが許されたのであり、兵装は一切搭載できず、空虚自重は10.5トンしかない。
心神ではレーダー吸収塗装を用いず、非反射性のシリコンカーバイドとセラミックを使用し、
バブル形状のキャノピーに特殊スズ合金を施した。さらに機体表面には不規則曲線を用いレーダー反射を抑え、
尾翼も外側に鋭く傾けている。防衛関係者は取材で「心神は10キロ先からだとカブトムシ程度にしか映らない」と述べている。
このことを聞くと米軍関係者からF-35のレーダー断面積はゴルフボール程度だとの発言を思い出す。
ただし、X-2のRCSはそこまで低区内と見る関係者もあり、実態は中程度のステルス性能だとする。
搭載するIHI製XF5-1低バイパスターボファンはアフターバーナー付きとして初の国産エンジンとなり、
耐熱性に優れたセラミックマトリックス複合材とチタンアルミ合金を用いる。排気口にパドルがつき推力を三次元偏向させ
X-2は異例なほどの細かい挙動が可能だ。量産機ではパドルのかわりに排気口を可動式にしてRCSを下げている。
X−2搭載のエンジンは各5,500ポンドの推力しかないが、機体が軽量のためマッハ2まで加速するには十分で
アフターバーナーを必要としないスーパークルーズが実現した。