>>481
高圧時のプライマー周辺からの燃焼ガス吹き抜けとか、
62式機関銃の時問題になった薬室への薬莢の張り付きとかの問題?

62式機関銃で問題になったように比較的高圧になるカートリッジの場合、
バレル薬室側の剛性が低いと燃焼時、薬室と薬莢が同時に膨らむが、
弾頭発射後、バレルの薬室側だけスプリングバックで元のサイズに戻り
展性の強い真鍮製薬莢は、膨らんだままでサイズ大きくなってるから
薬室側に圧入された状態になり張り付いて排莢できないことになる。

7.62mmNATOは、元々30−06から威力をほぼ落とさずサイズダウンされたカートリッジで
30−06よりかなり高い燃焼圧力を持つはずなので、その対策となる設計が銃身の薬室周辺に
施されていない場合、薬室張り付きを引き起こし易いカートリッジとも思える。
開発された当時としては、カートリッジサイズや薬量の割りに強力(高圧)だったと言えるはず。
今となっては、極めて標準的なカートリッジとなってしまってるけど。