トランプ氏、ファーウェイ製品の締め出しに道開く大統領令に署名へ
 中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」製品の締め出しを念頭に置いているのは明白で、
貿易摩擦が深刻化する米中間の新たな対立材料になりそうだ。
ttps://www.sankei.com/world/news/190515/wor1905150004-n1.html

近いうちに米国輸出管理改革法(ECRA)も発動すると見られている。
 これは昨夏に米国防権限法に盛り込まれて成立した新法であり、米国の安全保障にとって必要な
新興技術や基盤技術を輸出規制の対象とすることなどを定めたものだ。
これまでも兵器転用可能な技術に関しては規制が設けられていたが、14分野が新たに加えられた。
これは、習近平国家主席が掲げる「中国製造2025」に指定されている分野とほぼ同じであり、中国
に対する強烈な牽制といえる。
 かつて、主に旧ソ連をターゲットにした対共産圏輸出統制委員会(COCOM)という規制があったが、
ECRAは中国を狙い撃ちにした現代版COCOMといえる。
 これは日本にとっても他人事ではなく、そのため今後は中国向け全般の投資と輸出計画の変更を
余儀なくされるケースが増えるだろう。
ttps://www.excite.co.jp/news/article/Bizjournal_mixi201905_post-15413/