若者の血液使うアンチエイジング治療、米FDAがリスクを警告 - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-20/PN7K036TTDS101

>FDAは19日、老化や記憶障害などの予防、ないし認知症やパーキンソン病、多発性硬化症(MS)、
アルツハイマー病、心臓病、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの治療で若いドナーの血漿を
注入する療法について安全警告を出した。ゴットリーブ長官と生物製品評価研究センター(CBER)の
ピーター・マークス所長は声明で、「若年ドナーの血漿注入によるこうした症状の完治や緩和、治療、
予防で、臨床効果は証明されておらず、血漿製品の使用に伴うリスクがある」と指摘した。

>老化防止で若い血を注入するというアイデアは、資産家ピーター・ティール氏らハイテク起業家を
魅了している。ティール氏が関心を持つきっかけとなったのはアンブロシアというスタートアップ企業で、
同社のウェブサイトによれば、米国内5州に拠点を置く同社は16−25歳のドナーから採取した血漿を
1リットル当たり8000ドル(約89万円)で販売している。

>アンブロシアは19日に更新したウェブサイトで、FDAの勧告に従って「患者の治療を取りやめた」
と発表した。

>同社は若者の血漿を用いた治療について、「パラビオシス(並体結合)と呼ばれるマウスを使った
実験から着想を得た」と説明。そうした療法はFDAが義務付ける厳格な試験を経ていないと
ゴットリーブ長官らは指摘した。

>FDAによると、血漿注入に伴うリスクにはアレルギー反応や循環過負荷、肺損傷、感染症の伝播
などがある。


漫画に出てくる頭の悪い金持ちみたいな頭の悪い金持ちが、そんなにいるのか。