まんぷく

インスタントラーメンを生み出した日清食品(現在の法人格としては日清食品ホールディングス)創業者の
安藤百福とその妻・仁子(まさこ)の半生をモデルに、懸命に生き抜いた夫婦の物語りを描く。

後半あらすじ
昭和32年(1957年)暮れ、一家は家賃2000円の借家に転居、鈴は香田家に身を寄せる。
年が明けて発明家に戻った萬平は、主婦の仕事の軽減に着目した結果、簡単且つ短時間で出来る
ラーメンの開発に乗り出し、裏庭に「即席ラーメン研究所」を設け没頭する。
試行錯誤の末、萬平はラーメンスープを完成させ、次は麺作りに取り掛かるが様々な方法を取り入れてもうまくいかない。
そんなある日。福子が敏子からのおすそ分けでもらった、エビの天ぷらを揚げているのを見て、萬平は麺のヒントを思いついた。
そこで萬平はかつて、ダネイホン作りで世話になった、神部の知人・近江谷を呼び「即席ラーメン研究所」で
揚げた麺の成分を調べてもらう。すると、高野豆腐のようにスポンジ状になった麺の断面が顕微鏡で見て明らかに。
ついにラーメンを完成し、香田家・パーラー『白薔薇』で試食会を行なう。
お湯を注ぎ、3分待ち出来あがったラーメン。各所での試食会は、大成功に終わった。
昭和33年(1958年)夏。ついに世界初の即席ラーメン・『まんぷくラーメン』が発売されたのであった。
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本当は「万博ラーメン」なんだっけ