>>433
>ミルに重大な秘密があったという設定は正直驚いた

「さらば」「2」ではケチな密告屋だったミルも随分出世したもんだ。

第6部でもミルはガミラス側に対して
「我々は死んでも記憶は次の個体に継承されるから死は恐れる物ではない」
「だから広い宇宙の知的生命体全ての抹殺が数万年かかっても一向に構わない」
「もしここで地球と手を切れば、お前たちガミラスに望みの新天地を用意してやるばかりか、
 滅ぼしに来る順番を1万年ばかり後に繰り下げてやる」

という取引を持ち掛けていましたな。

某ドリフターズでもラスプーチンは
「人間は例え死刑台に並ばされる順番が少し後になるだけであっても、嬉々として他人を裏切る」
なんて趣旨の事を言っていましたが、それを地で行くやり口ですね。

もっとも、ガミラスがこの取引に応じても、その約束をガトランティスが馬鹿正直に守る保証は
どこにも無いし、地球を滅ぼしてすぐにその矛先をガミラスに向けられれば元も子もありません。