漂流するKF-X ..米国、武装技術輸出を少なくとも10回拒否

韓国軍は、8兆ウォンを超える予算を投入して韓国型戦闘機KF-Xを開発しています。
戦闘機に装着するミサイル等の武装技術は、米国から移転を受けて使用する計画でしたが、
米国が過去3年間、私たち政府の技術輸出要求を10回以上拒否したことが確認されました。
こうなると、お金だけ取られて開発は遅れて・・・ このような状況が懸念されますね。
KF-X事業は2020年代に、私たち空軍の主力戦闘機を作る事業です。2014年から本格的に開始しました。
この戦闘機に搭載するミサイルや爆弾等の武装が必要で、私たちは、この技術を米国から購入しようとしました。
しかし米国は2015年から10回以上の、私たちの輸出要求を拒否しました。
昨年8月には、資料すら与える事が出来ないという公式書簡が送られてきました。
防衛事業庁は、現在も米国に技術輸出を要請した状態ですが、開発には問題がないと主張しました。

キム・ビョンギ/国会国防委員:開発可能だという立場であれば、米国に10回も技術を輸出してくれと、しがみつく理由がない。
それなのに何故、輸出を求めているのか?
ワン・ジョンホン/防衛事業庁長:私たちは、可能だと見て、熱心に開発をしているところで・・・
防衛事業庁は、ひとまず空対空ミサイルなどの兵器は、欧州の技術に置き換えて、空対地武装も欧州製を検討中です。
その後に米国の兵器を購入すれば良いと言う立場です。同じ用途の技術を2回も取得すれば、
それだけコストが増えると見られるが、防衛事業庁は「総事業費の中で解決されるため問題はない」という立場です。

防衛事業庁長は、今後にスケジュールに問題がないのかという問に正しく答えられませんでした。

キム・ビョンギ/国会国防委員:9月には詳細設計を終えなければならないのに、可能なのか?

ワン・ジョンホン/防衛事業庁長:(無言)・・・・