>>822
> 元々、海軍も海兵隊もストライクパッケージを組む余裕がんかったので。

これは正しくない(上の文中の意味不明な「余裕がんかった」は「余裕がなかった」の誤記だと仮定して議論させてもらう)

アメリカ海軍の空母航空団は、アメリカ空軍がストライクパッケージのための専門機種化を進める遥か以前から
戦闘機・攻撃機・電子戦機とそれらに空域状況を教える早期警戒機(+空母のCDC)という専門機種化されて
ストライクパッケージを構成できる態勢をベトナム戦の時代から既に整えていた
(但し、ベトナム戦では高温多湿という想定外の気候に悩まされて幾つかの機種は故障を多発して実力を発揮できず終いだったのは事実だが)

アメリカ空軍は戦闘機への重量制限が、海軍の艦載戦闘機に課される最大離艦重量と最大着艦重量のタガよりも緩いからだろうが、
昔から1つの戦闘機に何でも積みたがり、例えば海軍のようにジャミングや攻撃型の電子戦専用機(EA-6A/BやEA-18G相当)を余り持ちたがらず(EF-111Aは早々に退役させた)
戦闘機自身に自機防御用の電子戦装置を搭載してお茶を濁したりして、専門職種の機体を組み合わせて使って来た海軍に比べると昔から単一機種を多量に使いたがるのがアメリカ空軍の特徴

むしろアメリカ海軍のほうが機体の大型化・高価格化に伴い空母1隻に搭載できる機数が減って来たことにより、専門機種の幾つかを統合して1機種に纏める空軍的なスタイルへと変貌してきたのが現実
その典型が艦隊防空(&攻撃隊をエスコートする制空)戦闘機のFと攻撃機(空軍の戦闘爆撃機に相当)のAとを1機種に統合したF/Aだ