室蘭の中小金型メーカー、「MRJ」に採用された精密加工の源泉とは?
3/22(金) 12:33配信 ニュースイッチ
アルミニウム合金製の部品試作材

永澤機械、「道具と人がそろっているから」
 永沢機械(北海道室蘭市)は、三菱航空機(愛知県
豊山町)の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の部品を
初めて受注し、2月中旬に納品した。新事業として航
空機部品に力を入れており、今後に弾みが付きそう
だ。

 航空機部品の受注に取り組む中小企業ネットワーク
「ジャパン・エアロ・ネットワーク(JAN)」を通じ
て仕事を確保した。生産したのは飛行機の離着陸時の
制御で用いるアルミニウム合金製の部品。長さ90セン
チ×直径15センチメートルの大きさで、内部に直径8
センチメートルの円筒を切削して作った。