古いと言えば西部劇に刷り込まれ印象なども世間一般の認識にも大きな影響があるだろうね。
1発でキレイにマンストップとか、曲芸射撃で一発必中とかのミラクルショットとかね。
でも理屈を知った上でも、実際の動画とか観ちゃうとね…。

映画は色々脚色されてるものだし、現実をそのまま表現してても地味になるだけだし。
主人公は幾ら撃たれても当たらないとか、少々撃たれて血を流しても平気なのに、敵は1発で倒れてしまうという矛盾。
ストーリーの都合上で銃撃効果はコロコロ解釈が変わる。

でも実際、禁酒法時代は357の様な強い弾薬が求められていたし、米西戦争のモロ族とか…まあ、
米国人気質だけかも知れないけど9o、38口径はLE活動では市民感情に配慮した「控えめな威力」だと思ってそうだ。
反面、「愛知長久手町立てこもり発砲事件」では38口径の流れ弾で呆気なく死ぬ事もあるし、
「王将社長射殺事件」では25口径で殺されてしまう訳だしね。

欧州(独?)でも軍用口径とLE用口径では規格や威力を区別したがるのも上述した「市民感情に配慮した控えめにした口径」とも言える。
でもワルサーPPKは.32ACPから「これでは幾らなんでも実質問題、威力低すぎて公務執行に支障が出る」って.380ACPに拡大されたんだよな。
PPKは(英:ポリス・ピストル・クルツ)警察用拳銃短って意味だからな。