>>726
ウリナラ宇宙開発でこの先幾らかでも活路を見いだせるかと言えば、それこそニッチな超小型衛星を
活用したビジネスぐらいしか無いんじゃないかと。

もちろんウリナラ単独では無理ゲーだから、他国や他国企業と提携した合同プランの枠組みで。

現状のKSLV-Uでは低軌道に1トン程度の打ち上げ能力しか無く、その上あちらの宇宙開発予算の
500-600億円程度では年1回の打ち上げが限界です。

しかもそのロケットの信頼性自体が全く担保されておらず、打ち上げコースも真南の極軌道だけでは
経済性もヘッタクレもありません。

2020年代後半までに何度かの打ち上げ成功を重ねて、ある程度の信頼性を獲得できたとしても、
その頃にはスペースXのファルコンシリーズを筆頭とする圧倒的に低コストな再使用型ロケットが
シェアを格段に広げているのだから、コスト面での格差は絶望的に広がります。

こうなると韓国もKSLV-Uみたいな高コストで中途半端なロケットに見切りをつけて、より安価で
発射回数を増やせる低コストの小型衛星専用打ち上げの小型ロケットに開発をシフトした方が
展望が開けるかも。

無論自前のロケットでの月着陸計画なんて無駄な計画は完全却下で。