この40N6ミサイルは、確実に米軍が沖縄に配備しているF22,F35を迎撃出来るので、米艦隊はグアム以東へ引き下がることになり、台湾海峡で万一がおきても役に立たないことになるとするシミュレーションが描かれたために、中国は巨額を注ぎ込んだのだ。
中国の軍需産業はレーダー開発に劣り、この新型兵器を自力生産できない。

 ▲ロシアは実験もせずに輸出したのか

別の軍事専門家は「じつはロシアは40N6ミサイルの発射実験を行っていない」と分析した。
またインドは『中国が喧伝したステルス戦闘機「殲滅20」は簡単に索敵できた』としている。
このためロシアの新兵器存在そのものが怪しいということになる。
 「つまり過剰宣伝、政治プロパガンダだった」可能性が高いのだ。

 このニュース、西側は万歳、中露は顔面蒼白、これから責任のなすりあいが始まるだろう。
いずれにしてもプーチンは顔に泥を塗られ、習近平は軍予算の増大が効果に疑問を抱く。

 米国とイスラエルは新型ミサイルの開発に余念がないが、イスラエルの一部の技術はインドへも渡っている。
THAADやらパトリオットミサイルを強圧的に購入させられている日本。世界の軍事情勢に疎くないか。
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)3月29日(金曜日)