元々のむらさめ型護衛艦は、はつゆき型護衛艦とあさぎり型護衛艦の船体サイズが小さ過ぎた事の反省を活かし、
更に最新のこんごう型の設計を取り入れた、54口径127o単装速射砲塔一基、Mk.41VLS32セル、基準排水量4,900tの護衛艦となるはずだった。
しかし、無能な上に変な俺ルールを押し付ける当時の防衛庁内局と大蔵官僚によって、
「汎用護衛艦に127o砲の装備は認められない。」「基準排水量ではたかぜ型の4,600tを超える事は認められない。」
と頭の悪い条件を押し付けられて重量削減の為に武装や運用効率を妥協した残念な護衛艦となってしまった。
続くたかなみ型で54口径127o単装速射砲塔一基、Mk.41VLS32セルは実現したが、
むらさめ型の過小な船体に無理やり載せた為に重心の上昇、回頭性や復原性の低下を招いてしまった。

無能な働き者が余計な口出しをするとロクな結果とならない。
むらさめ型は当初予定通り基準排水量4,900t護衛艦として建造すべきだった。

内局などの無能な役人が艦の排水量を減らせだの武装を弱くしろだの余計な口出しをするからいつもロクな事にならない。