迫る小惑星、困難なアルマゲドン作戦 再び集まる破片
朝日 3/22(金) 16:56配信

地球に接近する小惑星を爆破し、人類を救う――。
米SF映画「アルマゲドン」などで描かれた方法で小惑星の衝突を避けるのは、現実には難しいとする研究結果を、
米ジョンズ・ホプキンス大の研究チームがまとめた。小惑星は予想以上に頑丈なことがわかったという。

地球の軌道に近づく小惑星は約1万9千個あり、そのうち約2千個が「潜在的に危険」として監視対象になっている。
現時点で、大きな被害を及ぼすような小惑星はなさそうだが、小さな小惑星は発見が難しい。
2013年にロシアで1500人以上の負傷者を出した直径約20mの隕石も事前に把握できなかった。

研究チームは、直径25キロの小惑星に、直径1キロの小惑星を秒速5キロで衝突させるシミュレーションを行った。
衝突直後は、数百万の破片に砕け散ったが、重力によって再び破片が集まり、約3時間後には元の形にほぼ
「復元」したという。

これまでの同様の研究では、小惑星は完全に破壊されるとされていたが、今回は壊れ方をより細かく設定し直したという。
「大きな小惑星ほど割れ目が生じやすいため、破壊は簡単と考えていたが、思ったよりずっと硬い」とチームは指摘している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00000061-asahi-sci

直径数百m程度の隕石ならベガトン級核爆弾の直撃と巨大なプラズマ火球でその質量のかなりを蒸発させられるかも
知れんけど、数km単位だと質量が大き過ぎて蒸発させられないばかりか、破片の大半が再び結集してしまいそう。