トンプソンの生産数は175万ほど。42年からの戦時型は83万弱。
42年まではかなりの数が海外供与で、42年からの米軍ではM1カービンと並行装備だが、半自動式のM1カービンだと瞬間的な火力が足りない前線部隊下士官/下級将校、空挺兵やレインジャーに好まれている。
ただ、M1ガーランドとほぼ同じ重さで、全自動なのはともかく一発当たりの火力は弱いので、トータルでM1カービンとどちらが良いかは考えどころ(全自動のM2カービンはほぼ間に合わなかった)
後継のM3短機関銃は戦中60万丁、装填ハンドルが折れやすいという大欠点で好まれなかったが、かさばらないので戦車兵の自衛用で長く使った。
M1911A1は190万ほど。個人自衛火器として他の銃と併用されている。本国では民間用リボルバーの仕上げを簡略化したので間に合わせたりもした。