ちなみに昔は共同開発というのはトーネードみたいな国際共同開発を指すのが一般的
希なケースとしてはF-2のように海外既存機を大幅改設計した機体も共同開発と解釈された

国産の定義はだいたい「国産=自主開発=新規開発」といった解釈で
エンジンやレーダーを海外から導入しても新規の自主開発なら国産と認知されていた
だからC-1&C-2やT-2/F-1はエンジンが外国製でも共同開発機とは呼ばれていない
グリペンなんかも海外企業に設計を委託した部位もあるが共同開発機とは解釈されていない

不思議なことに2010年を過ぎF-3開発の話がチラホラ出始めた頃から新解釈をする記者が出てきた
ネジ1本でも外国製なら国産ではなく共同開発だと新解釈する記者が記事を書き出した
この手の記者が取材すると取材される側との認識にズレが出てきて記事がおかしなものになる
取材される側が装備品の全てが国内開発ではないと当たり前の話をしても書き手は国産断念、共同開発を示唆と解釈をしてしまう
取材する側とされる側には共通の認識がないから全く取材される側の意図が伝わらない