今日、この記事読んでなるほどなぁ、と思いました。
俺的結論:リベラルはヤバい。

2019.03.28

「差別は許さないが、優生思想は見逃す」リベラル社会の矛盾
自由か、倫理か、どちらを選ぶ?
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63589

(前略)
「だれもが望んだ相手とだけ、自由にパートナーシップを結ぶことができる。だれからも強制されたり、
また妨害されたりするいわれはない」という考えが共有される社会において、精子バンク事業の実態を見れば
「多くの女性は、健康で眉目秀麗な白人男性の遺伝子を重宝がる」という身もふたもない事実が露わになる。

もっともそれは精子バンクのような特殊事例だけではない。たとえば「婚活」の場面などで、年収や取得している
資格や容姿や家族構成などで相手を選別する行為も、大なり小なり同じ延長線上にある。

いまでこそ、医療やアカデミズムの領域では、関係者がプロとして高い人権意識や倫理観を維持することで、
ネガティブな優生思想を遠ざけているのかもしれない。だが一方で、すでに市民社会レベルでは「誰しもすぐれた
人間とのあいだに子どもをもうけたい」という「ポジティブな優生思想」が、自由の名の下で着実に浸透しているのではないだろうか。

この「ポジティブな優生思想」は結局のところ、劣った男性の子孫を排除するという性淘汰と表裏一体である。
(中略)

男性が必ずしも求められなくなった社会において、それでも女性が男性をあえて選ぶのだとしたら、
いわゆる「ハイスペック・エリート」と呼ばれるような社会的・経済的に上位の男性や、あるいは
前述したような「遺伝的に優秀な男性の精子」に人気が集中するのは想像に難くない。

皮肉なことかもしれないが、リベラルな社会は、「ポジティブな優生思想」によって男性があからさまに
選別される未来をもたらすかもしれない。
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リベラルな人たちのダブルスタンダードは、ここに極まれりという感じがする。