もっと具体的なシチュエーションで考えてみるべきだ
日本が自ら中国と直接事を構える事は無いだろう、もし日本から海外へ伸びるシーレーンに脅威が発生する事態を想像するなら
・尖閣海域で偶発的な武力衝突でも起きて、それが日中間で緊張状態を生む場合(ケース1)
・米中間で南シナ海の支配権を巡って偶発的な武力衝突が起きて、米中間の南シナ海での睨み合いによって同海域での日本の
シーレーンの安全性が脅かされた場合(ケース2)
・台湾で政変が起きてこれに中国が介入し、米国が空母機動部隊を派遣して台湾の中国化を阻止しようとして、これに中国が反発
双方で睨み合いとなった場合(ケース3)
こんな自体では、具体的に攻撃を受けたわけでも無い、宣戦布告をされたわけでもない、ただ日本のシーレーンが攻撃を受けるかもしれない
シーレーン上での第三国同士での武力衝突がエスカレートするかもしれない、全ては最悪の事態を想定したらの場合で、緊張状態が
解けるまで日本は自国のシーレーンになんらかの保護をしなければならない
そうしないと日本への商船団の保険料が釣り上がる、海外傭船の船会社は日本への運行を拒否するかもしれない、船員はストライキを
起こすかもしれない、そうならない様なシーレーン保護の手段を日本政府は取らざる得なくなったとする
それに非効率な船団護送方式なんてやったら、海上輸出入量が平時の1/10(またはそれ以下)に効率落ちて、それだけでも日本経済は
壊滅的な大打撃を受けるだろう
だから、直接護衛をした方が確実であっても、現代の船舶量からして、そんな事は到底不可能なんだよ、で、もし攻撃を受けたり、戦争状態に
本当に突入してしまったら、その場合は事態が沈静化するまで一時的に海上ルートは止めてしまうしかない
上記は中国海軍には米海軍に対抗する外洋戦力が無く、シーレーンを脅かす最も効果的な兵器「原潜」や長距離爆撃機や長射程の対艦ミサイル
や空母打撃群や洋上基地などを保有していないうちは夢物語でも良かった
ところが今やそれが現実のものとなった、中国が米太平洋艦隊と肩を並べる存在になるのは時間の問題になってしまった
こう仮定すると、海上輸送ルートが生命線である島国日本が如何に対中国に対して経済的にも政治的にも脆弱になったか分かるだろう
これが現実だ
【航空自衛隊】F-35B導入について23【海上自衛隊】
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336名無し三等兵
2019/06/17(月) 23:08:50.22ID:qWDXgKlv■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
