>>619
どちらかと言えば19世紀から20世紀初頭までのトルコ海軍ポンコツ話の方が。

明治24年に日本を行使訪問後、帰路の和歌山沖で遭難沈没したエルトゥール号も、幕末期に建造された
艦齢30年超の老朽艦でしたが、トルコを出港する時点で既に船体の傷みが酷く、無事にトルコ⇔日本を往復
できるか保証できない代物だったと。

そして日本での公式訪問の行事を終えて帰る事になったものの、生憎台風シーズンなのでもう少し待ってから
出航すべきだと日本側から忠告されたものの、この時点で既に派遣隊の予算がほぼ底を付き、帰路に必要な
石炭購入費用もギリギリだったので、これ以上日程を引き延ばせないやむを得ぬ事情が。

結局無理をしたツケを和歌山沖で支払う羽目になり、600人以上いた乗組員の内、生存者は僅かに68人でした。

まぁそれもこれもトルコ海軍のビンボが悪いんですが。