>>349
わかりやすく解説してる笑顔百科から抜粋が此方>刊行状況

>2016年7月10日現在のドイツ語版最新刊は第2863号「Die Finale Stadt: Unten」で、日本語版最新刊は第524巻「アトランの帰還」。

>記事冒頭にも記したように2016年7月10日現在の日本語版最新号は第524巻「アトランの帰還」だが、
>これはドイツ語版での第1047号と第1048号を1冊にまとめたものである。これらはドイツでは1981年に出版された号であり、
>つまり約35年遅れである。まだドイツでベルリンの壁が現役真っ盛りだった頃の号を翻訳しているところなのだ。
>当初は日本語版は年に数冊刊行であり、初代翻訳者は第3巻のあとがきで「光子ロケットをプロペラ機で追いかけていくようなもの」と喩えている。
>徐々に翻訳ペースは上がっており、途中から月1冊刊行となり、さらに2010年からは月に2冊刊行となり本国版と同等近いペースになった。
>だがそれでも「近い」だけであって、まだわずかに本国版のペースより遅い(月に2冊、4号分なので年に48号分が翻訳される。
>しかしその間に週1回刊行の本国では年に約52号が執筆される)。

>仮に日本語翻訳が今後もこのペースで継続されるとすると、今ドイツ本国で発行されているローダンの最新刊を日本語版で読めるのは実に約38年後である。
>そして仮にドイツ本国での執筆も現在のままのペースで進んでいればその38年の間にドイツ本国のローダンは2000号近く進んでいる計算になる。

>全国の本屋さんの間では「ああ、ローダンって死ぬまでに終わらないんだよねえ」と嘆き、実際に亡くなられる紳士を見送って一人前、という嘘か本当か分からない冗談が存在する。