>>188
>なお、アルゼンチンは米州機構の一員であり、一応はアメリカの同盟国なんで、
>第二次フォークランド紛争が起きた場合、アメリカは再び表向き静観を決め込む可能性が高いもよう

とは言え今のアルゼンチン軍は長年の予算不足と先の戦争で国民の信を完全に失った事で、
40年近く経った今も装備の更新がままならまい有様ですからな(特に空軍)。

Wikiによるとアルゼンチン空軍の作戦機は2007年の時点で

ミラージュIII - 12機
A-4AR/OA-4AR - 34機
ダガーA/B - 14機
ミラージュ5 - 7機
FMA IA 63 パンパ - 18機
FMA IA 58 プカラ - 34機
FMA IA 50 グアラニ II - 5機

となっていますが、紛争後に購入したのはミラージュ5ぐらいで、他はいずれもフォークランド紛争の
生き残りな老朽機ばかりです。

現状ではこの半分も飛ばせるか怪しいし、どうにかフォークランド島の英空軍基地を先制奇襲で
潰せたとしても、近海に英国海軍の攻撃原潜が遊弋していれば、アルゼンチン海軍の貧弱な
対潜能力ではそれを到底排除できません。

無理に上陸船団を押し立てて強襲上陸を目論んでも、無防備な輸送船を原潜によって片っ端から
狩られる可能性が大であり、そうなれば最低でも数百人単位の戦死者を出してアルゼンチン政府の
政治的な致命傷となります。