韓国の夜を盛り上げたカラオケ店とネットカフェが衰退の道に
中央日報 4/7(日) 12:02配信

韓国のどこの通りでも人気だったカラオケ店とネットカフェが過去の栄光を失いつつある。
「ノレバン」「PCバン」と呼ばれる韓国特有の「バン文化」を代表した2業種の店舗数が減り続けているのだ。

国税庁が6日に発表した「事業者現況」によると、2009年に3万4238カ所だったカラオケ店の数は毎年減少し続け今年1月現在
3万1179カ所に減った。 統計基準は異なるが行政安全部の許認可基準では2005年に3万7568カ所に達していた。
カラオケ店は1990年代に初めて韓国に持ち込まれてから爆発的に店舗数が増え韓国の夜を盛り上げたが、2000年代半ばからは
下り坂を歩いている。

これは酒を飲んでからカラオケ店に移動して楽しんだ「会食文化」が徐々に消えているためとの分析が多い。
夜遅くまで2次会、3次会と続く酒席に対する批判が出てきて会食や会合を簡単に終えるなど酒席自体が減った影響を受けたということだ。
(中略)
「スタークラフト」や「ディアブロ」などのゲームが人気を呼んだ時代に学生たちで空いている席がなかったネットカフェははっきりと斜陽の
道に入り込んでいる。 2009年に1万4212カ所だったネットカフェの数は今年1月には1万480カ所に減少した。
韓国コンテンツ振興院の統計で2001年に2万2548カ所に達した点を考慮すると半分以上の店舗が消えたのだ。

これにはスマートフォンの普及でモバイルゲームが人気を呼び、需要がPCゲームとモバイルゲームに分散したのが要因として作用した。
また、大作PCゲームの発売が以前より少なくなった上に、少子化でゲームを楽しむ10〜20代の人口が減ったこともネットカフェの衰退に
つながったと分析される。 競争が激化して利用料を上げられずにいる点も事業主には運営負担として作用している。(後略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190407-00000008-cnippou-kr

一時はウリナラゲーマーの娯楽の中心だったPC房も、スマホモバイルゲームに押されて全盛期の半分に減ったそうで。