2000年代前半に、昨今の数値計算は急速に精度が上がっている、なんて記事があったり
あるいは「数値計算ハンドブック」なんて本にも、適当にデザインされた木の葉型の物体(葉脈も再現)
が落ちる時に速度・角度に応じてどの強さの圧力がかかってどう動くか、なんてのを
とりあえず計算できるようになったなんてのが書いてあったなあ

1990年代には「紙を1枚落としても部屋のどこに落ちるか予測も出来ない」なんて揶揄された
あるいは10m^3の空間内のモデルでは1cm^3のメッシュしか、学生実験だと作れないが
自分はその10倍の精度が必要なのになあと嘆く投稿などが
2000年代最初期のにちゃんねるのシミュレート板にあったかな

流体の方程式ってこんなの偏微分出来そうな要素を何が何でも書き記しただけじゃんって感じなのだが、
それを1つ1つコツコツと差分形式に戻して、更にメッシュごとの圧力、温度、そして流速や密度に到るまで
順繰りに配列内で各々が条件式に矛盾しなくなるまで計算してやれば、
答えの出るものについては答えが出る(しばしば発散してしまうが)

そういった応用数学や計算機科学からの支援も重要だったって事か