ナショナル・インタレストにF-3の記事。
前半は国産になりそうだという話で後半にF-3の予想の話。
https://nationalinterest.org/blog/buzz/meet-mitsubishi-f-3-japans-6th-generation-fighter-jet-52277

F-3はどのような戦闘機になるのか?

確実なのは6発のウェポンベイを持つ双発機ということで、それ以上は公表された数々の設計案から
まだ最終案には程遠いことがわかる。しかし技術陣が盛り込もうとしている様々な技術に関する情報はある。
日本は2019年にIHI製のXF9低バイパスターボファンエンジンの試験を開始した。ドライ11-12トン、ウェット15-16.5トンの推力で、
摂氏1800度の熱に耐えるエンジンとされる。F-22のF119はドライ13トン、ウェット17.5トンだが、XF9は50cm短く、また30cm細く、
より多くの容量をウェポンベイに割ける。
さらに防衛省は全方向に20度偏向可能な三次元推力偏向ノズルの研究を続けている。これがRCSを損ねる事なく(難しいが)
実装されれば、有視界戦闘でのミサイル回避や格闘戦能力が向上し、F-3がF-22とF-35と並ぶ最も機動性の高い戦闘機となることを示唆する。
XF9はそれぞれ180kWという並外れた発電容量を有し、これは潜在的にレーザーや日本に飛来する弾道ミサイルを迎撃するための
レーダーベースのマイクロ波兵器といった指向性エネルギー兵器を駆動する能力を持つ。
日本はまた複合スマートスキンセンサーを用い、F-3の機体を巨大なコンフォーマルアンテナに変える技術を研究し、敵探知だけでなく
自身の発信も抑制する電磁ESMセンサーを試験した。 (続く)