少数精鋭から、選ばれるロケット企業へ インターステラテクノロジズ株式会社 稲川貴大
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20190318-00118622/
>今後利用しやすい要素として見逃せないのは“ITARフリー”です。
>ロケットの部品にアメリカのITAR製の部品が存在すると、打上げの都度、アメリカの許可が必要になります。
>衛星側としては、ロケット側のITAR手続きによっては、ロケットを打ち上げられないというリスクがありますが、
>我々のロケットはITAR製の部品が存在しないのでその点が有利になります。
>欧州でも同じようにPLDスペースという企業も打ち出していますね。

ITARは会社名じゃなくて輸出規制
International Traffic in Arms Regulations

>これから来てほしいと思われる人材はどのような分野の人ですか?

>稲川 人手は足りていないです!
>まず欲しい人材はエンジン開発ができる人ですね。エンジンをきちんとしたものにしていくのに、
>エンジンの燃焼屋さん、ポンプシステムの流体屋さん、機械、熱というところから、電子部品関係も。
>電機は弱電から強電まで、それに無線も。これから設備の増築がどんどん入ってくると、
>設備屋さんは高圧ガスの配管という特殊技能を持った人も、射場をつくる土木の人まで幅広く必要です。
>さらにバックオフィス、マーケティング、広報と関連するマーケティングなど、海外の企業では数100人規模で
>やっているところはざらなので、必要な人材は事欠きません。 10〜15人というレベルで「MOMO」1号機の
>打ち上げまでできたというのはかなり少数精鋭だという自負はありますが、今後はもっとしっかりした体制を
>作っていくのが僕の役割ですね。本当は手を動かして開発をやりたいとは思いますが、
>最終的なアウトプットを増やすため、今はチームビルディングに注力しています。

実績が無いと有能な人は来ない、有能な人がいないと実績が出せないというジレンマ