富士通、Armを採用した“ポスト京”スパコンの製造開始
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1180127.html

ポスト京の設計が完了し理研と正式契約
2021〜2022年頃の共用開始を目指す

FUJTISU Supercomputer PRIMEHPC FX100」後継機の主な仕様
CPU名称:A64FX
命令セットアーキテクチャー:Armv8.2-A SVE
コア数 計算ノード:48 コア + 2アシスタントコア
IO兼計算ノード:48 コア + 4アシスタントコア
理論演算性能:2.7 TFLOPS以上(倍精度)
ノード アーキテクチャー:1 CPU/ノード
メモリ容量:32 GB (HBM2、4スタック)
メモリバンド幅:1,024 GB/s
インターコネクト:TofuインターコネクトD
ラック 最大ノード数:384 ノード/ラック
ソフトウェア OS:Linux
HPCミドルウェア:FUJITSU Software Technical Computing Suite後継

クロックは性能から逆算すると1.8GHz程度となる
2.7TFLOPS”以上”なので電力・熱余裕によってはもう少し上がるかもしれない
1ラックで約1PetaFLOPS
ポスト京はExaFLOPS級とされているので1000ラック前後とみられる
京のラック数が864なので無難な所か
京ほどではないが強力なメモリ帯域が一番の武器でFLOPSあたり0.37Bを提供できる
TofuインターコネクトDについてはpdfが公開されており読み応えがある
https://www.fujitsu.com/jp/Images/the-tofu-interconnect-d.pdf

汎用プロセッサを用いたスパコンとは一味違う強力なメモリ帯域とインターコネクト
SI+MIヘテロではなくSIホモジニアスゆえの短く安定したレイテンシ
日本のフラッグシップとしてExaFLOPSを良好な使い勝手で提供してくれそう