>>37
>つまり日本にはそのインセンティブはほとんどないし、仮にその時点で抑制し続けたとして
>その既成事実とやらを固める意図がありありなのにおとなしく愚鈍に待っていてくれるのかというね。

グレーゾーン事態が続く中で、模擬空戦で空自が先にミサイル攻撃を行うということ?
それはまず無いのでは。

専守防衛の国是において、模擬空戦で空自が先に攻撃を開始するとは考えられない、
というのが一つ。
日米安保が適用される建前として、米国の同盟国が攻撃を受けたという理由付けが必要であり、
自衛隊が先に攻撃を開始したら日米安保が発動されるか不確実である、というのが一つ。
そして、中国に大義名分を与えてしまう、というのが一つ。

>なおF35にはAN/AAQ-37 EO-DASがあるんだけどね。
>つまりユーロファイターよりずっと良い機体ということになる

格闘戦において、EO-DASを活用すれば真後ろの敵機を目標にミサイルを発射できるけど、
旋回性能の劣位が無効化されるわけではないよ。(それなりの脅威にはなるだろうけど)

ミサイルが高い機動性を持つのは、最大射程の前半部分で、後半になると速度が落ちて
回避可能になり、命中確率が下がる。
https://trafficnews.jp/post/44078

短射程ミサイルが1旋回すれば、運動エネルギーが相当に失われるはず。

HMDを装備した機体でも、格闘戦で有利な位置を取ることが必要で。
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2016/07/20/67907/

第五世代機同士の格闘戦を想定しても、ミサイルを回避し、有利な射撃位置につくためには、
機動性が必要だ、と。
https://nationalinterest.org/blog/the-buzz/stealth-showdown-americas-f-22-raptor-vs-russias-pak-fa-20010