池袋事故「上級国民だから逮捕されない」 運転手の高齢男性めぐりネットで憶測
弁護士ドットコム 4/22(月) 12:56配信

東京・池袋で4月19日、高齢男性が運転する乗用車が暴走して、自転車に乗っていた母娘が亡くなった事故をめぐり、インターネット上で
「上級国民」という言葉が数多く書き込まれている。

●運転していた男性は旧通産省の官僚だった
この事故で、乗用車を運転していたのは、元旧通産省の官僚で、大手企業の役員を経て、勲章を受けた80代男性だ。

男性の実名報道が一部しかなかったり、あったとしても「さん」付けだったことや、事故直後に逮捕されていないことから、ネット上で
「上級国民だから逮捕されないのか」といった反発が上がった。

検察庁のホームページによると、捜査手続では、容疑者の身柄を拘束しないまま手続をすすめる「在宅事件」と、被疑者の身柄を拘束
(逮捕・勾留)して手続をすすめる「身柄事件」がある。

いずれによるかは、(1)犯罪の重大性・悪質性、(2)逃亡のおそれ、(3)証拠隠滅のおそれなど、事情を総合して判断することになっている。

報道によると、男性は骨折して入院しており、警視庁はその回復を待って、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで話を聞くという。
共同通信は「警視庁は証拠隠滅の恐れがないと判断、男性を逮捕せず任意で捜査を進める」と報じている。

つまり、「上級国民」かどうかは関係ないのだ。(後略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190422-00009546-bengocom-soci

まぁ法的に言えばそういう事ですよねぇ。

交通事故や傷害事件の加害者も重傷を負っている場合、怪我の回復を待って逮捕するなんて事例は今まで幾らでもあったのだから。