「徴用」裁判 原告側 差し押さえた株式の売却申し立てへ
2019年5月1日 10時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902701000.html

太平洋戦争中の「徴用」をめぐる韓国の裁判で、原告側は、日本企業が賠償に関する協議に応じなかったとして、
1日、すでに差し押さえていた株式を売却し、現金化する手続きを行うことを明らかにしました。
日本政府は、「極めて深刻だ」としていて、日韓関係はさらに悪化することになりそうです。

太平洋戦争中の「徴用」をめぐる韓国の裁判では、去年10月、新日鉄住金、現在の日本製鉄に
賠償を命じる判決が確定して以降、日本企業に賠償を命じる判決が相次いで出されました。

このうち、日本製鉄と、機械メーカー不二越を訴えた原告側は、それぞれの本社を訪問するなどして
賠償に関する協議に応じるよう求めましたが、2社が応じなかったとして、1日、すでに差し押さえていた
株式を売却し、現金化する手続きを韓国の裁判所に申し立てることをNHKの取材に対して明らかにしました。

原告側は、手続きが終わるまでに2か月以上かかるとしていて、その間、2社に対して、引き続き
協議に応じるよう求める方針です。

韓国政府に対して、日韓請求権協定に基づく協議に応じるよう求めている日本政府は、原告側による
株式売却の手続きが始まることについて、「極めて深刻だ」としていて、日韓関係はさらに悪化することになりそうです。
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これでもう、完全にルビコン川を渡っちゃったな。もう後戻りはできない。
ブレーキ壊れた暴走車状態。崖に向かってまっしぐら。