F-35とF-105の意外な類似性、戦闘爆撃機でドッグファイトは不得手
https://aviation-space-business.blogspot.com/2016/07/f-35f-105.html

原文はこちら
Introducing the 'F-35' of the Vietnam War: F-105 Thunderchief Fighter-Bomber
https://nationalinterest.org/blog/buzz/introducing-f-35-vietnam-war-f-105-thunderchief-fighter-bomber-39517

これからの米空軍で最多の戦闘機材になるF-35が数で優勢なロシアや中国の機体と戦って残存できるのだろうか。
答えは歴史の中にある。50年前にも米空軍は同じ予測をしている。攻撃の主力F-105サンダーチーフは重量級ハイテク
地上攻撃機で敵戦闘機も同時に撃退できるはず、とF-35と同様だった。

だが事実はF-105も旋回速度が遅くロシア製MiG-21に太刀打ちできず、空軍はF-105の損失を防ぐ
特別な戦法を編み出した。同様の措置はF-35でも必要だろう。
F-35とF-105は驚くほど似ている。「F-105とJSFは大型、単座機、単発の戦闘攻撃機で、
その時点で最強力なエンジンを搭載、空虚重量は27千ポンド級で翼幅もほぼ同じ35フィートだ」
とオーストラリア航空宇宙専門家カーロ・コップが2004年に指摘していた。

「両機種とも機内兵装庫があり機外パイロンで燃料と兵装を運べる」とコップは指摘し、
「ともに戦闘半径400カイリクラスを目指し推力重量比、高機動操縦性能で制空戦闘機や迎撃機より劣っていた」