>>469
有効な対戦車兵器がなければどこの国の軍隊だってもろいのだ

グアム島のチハタン無双(1944年8月2日午後)
グアム北部で追撃戦を行っている米陸軍第307歩兵連隊が日本軍の待ち伏せしていると思われる地点を掃射したところ、
戦車第9連隊に所属していた1台のチハが飛び出してきた。
猛烈な弾幕で跨乗していた3人はすぐに倒されたが、チハは攻撃を跳ね返して疾走を始める。
機銃が据えられた教会に突っ込んだり、野戦病院や連隊本部が置かれた後方まで侵入、
チハの通った後はめちゃめちゃにされ、死傷者や破壊された物資が転がっていてわかったという。
あわててバズーカを呼んだりしたが間に合わず、チハを止められる者はいなかった。

更に隣の第3海兵師団の戦区に侵入したチハたんは第9海兵連隊の前線を食い破り、第3海兵連隊後方の飛行場地区にまで潜り込んだ。
第3海兵連隊の第1大隊本部付近を爆走していくのが目撃されている。
弾丸が尽きたのか、砲塔ハッチから乗り出した戦車兵がピストルを乱射していたという。

最後は湿地にはまり込んで動けなくなって、ようやく駆け付けたシャーマン戦車によって破壊された。

しかし残骸の中に日本兵の姿はなく、乗員は既に脱出してジャングルの中へと消えていたのであった。