【アメリカを読む】「不法移民は聖域都市へ」トランプ氏挑発が浮かび上がらせた寛容のジレンマ
ttps://www.sankei.com/world/news/190506/wor1905060004-n1.html

トランプ氏の主張は、聖域都市を名乗り不法移民を擁護するならば、受け入れるべきだというものだ。
ツイッターで「急進左派は、開かれた国境、(不法移民の)大歓迎政策を常に支持しているようだから、
非常にうれしいはずだ!」などと皮肉を飛ばし、記者団に対しては、不法滞在者を含む移民保護を
訴える西部カリフォルニア州の民主党系前知事を名指しし、「カリフォルニアはいつも『もっと人がほしい』
と言っている。ならば、より多く(の不法移民)を送ってやろう。無制限の供給が可能だ」などと挑発した。

カリフォルニア州ロサンゼルスのガルセッティ市長はツイッターに「彼らは人質ではなく人間だ。大統領」と諭すように投稿。
ほかに、ニューヨークのデブラシオ市長は声明で「トランプ氏の移民政策に一貫しているのは冷酷さだけだ」と非難。
地元テレビに、トランプ氏の移送案は「違法」とも主張し、実際に導入されれば法的手段を取る考えも示した。
西部オレゴン州ポートランドのウィーラー市長は「これはゲームではない。人々の生活だ。聖域都市に対する報復
という行政府のひどい取り組みを強く非難する」と指摘した。

ただ、こうした民主党からの反発が出れば出るほど、トランプ氏にとっては支持基盤を固める有利な展開となる。
トランプ氏の支持者らは「民主党は偽善者で、ダブルスタンダードだ」と民主党への攻撃を強めているためだ。


うむ、こうかはばつぐんだ!!
実際、どちらの言い分の方が筋が通っているかと言えば、トランプに軍配を上げざるを得ないかな。
反発する側は物事の本質に切り込まずに論点を逸らしている感が強い。