>ほとんどの生物は酸素が十分にある環境では、クエン酸回路(*3)と呼ばれる代謝を使ってエネルギー
>物質である ATP(*4)を生産します。寄生虫として知られる回虫も、酸素の多いところで成長する幼虫の
>間や、体外にいる間は酸素を呼吸し、ヒトと同じクエン酸回路 を使ってエネルギーを生産します。しかし、
>ひとたび酸素の乏しい小腸内に進入すると今度は特殊な代謝を使ってエネルギーを生産するように
>なります。ある種 の虫下し薬は、回虫が使っているこの特殊な代謝を選択的に阻害するためヒトには
>副作用がなく、回虫のみを死滅させる事ができます。 国立がんセンター東病院の江角浩安病院長らは、
>虫下し薬が悪性のがん細胞も死滅させることを2004年に発見しました。この研究成果を元に、がん
>細胞は血 管がなく酸素が乏しい環境でも活発に増殖することができる事から、がん細胞も回虫と似た
>特殊な代謝を使ってエネルギーを生産するのではないかという仮説
http://www.iab.keio.ac.jp/news-events/2009/05201536.html

なるほど。わからん。
15年経っても実用化してないってのはなにか問題があるんかね。