いまだに歴史がどうのと言っている連中は
サイパンで市民が天皇陛下万歳と叫んで崖から飛び降りたとか
沖縄で集団自決が天皇制のためにあったとか
国民の多くが狂信的に天皇を信じて戦ったと
そんなことを主張するが
どんなに厳しい教育をしようが、ほとんどの市民は、そこまで染まる事はないよ

もちろん当時の人たちはいまの我々より、ずっと国を大事にして天皇家を敬愛していたにしてもだ
一市民まで残らず天皇のために爆弾を抱えて死ぬまで染まる何て考えられない

サイパンで女性たちが崖から身を投げたのは、もちろん中には天皇万歳と叫んだ人もいただろうが
ほとんどの人たちは、アメリカ軍に追いつめられ絶望のあまり身を投げたのだ
沖縄や北方四島でもそれは変わらない
それぞれ使命感とかあったにしても、国民や市民が一人残らず狂信的まで天皇崇拝に走る事は絶対にない

そういうことを論じれば、右寄りの連中はアメリカ軍の暴挙とか
色々と論じなければならないし、左寄りの連中にしても愛国心を否定したりするのにまずいから
論じる事はなかったのだ。

歴史を見直すってのなら、まずこうした現実も論じて欲しいとは思うけどさ