平和主義映画 「劇場版 空母いぶき」

201X年、日本の軍事大国化と大東亜共栄圏の再建を目指す総理は、中国に対して挑発を
繰り返し、些細な事件を口実についに戦争を開始した。
しかし大儀のない戦争に自衛官たちの士気は低く、中・韓・北による中華連合軍の結成と反撃が
行われると自衛隊はたちまち敗走。
しかも頼みの綱としていたアメリカは、総理の暴走と中国軍の攻撃による被害への恐れから
日本を見捨て在日米軍を撤退させてしまう。
そして日本が孤立無援となったことで中華連合軍の日本侵攻作戦が開始された。
追い詰められた総理はついに徴兵制を実施、一般大衆を根こそぎ動員し丸腰同然で前線に
送り込んでゆく。
この暴挙に大衆は怒りを燃やし、平和運動家たちの指導のもと各地で武装蜂起が発生。
内憂外患で絶体絶命となった総理は最後の手段として、全原発の爆破を宣言。
攻撃を中止しなければ世界を道連れに自爆すると脅迫を行ったのだ。
この事態に中華連合軍は特殊部隊を投入、平和主義者たちの協力の元、原発を制圧し総理の恐るべき計画を阻止した。
最後の奥の手を阻止されたことで日本はついに降伏し、安倍政権は崩壊。
中華連合軍の占領と平和主義者たちによる新政権が誕生した。
その後、戦争裁判が行われ、与党全議員および党員、支持団体は全員が戦争犯罪者として死刑。
また国内の右翼軍国主義者たちへの徹底的な討伐が行われた。
そして世界の危機をもたらした原発はすべて廃止、原発産業は解体されすべての資産は自然エネ
ルギーの開発整備に投入された。
こうして日本は武力を持たず自然環境と調和する理想の平和国家に生まれ変わったのだった。

リベラルの方々の主張に基づいた緻密でリアルな映画です(ニッコリ)