>>963
>単に向こうの人間と話できる人間を育てる、 っていう実用目的しかないような気がする。

それだけが全てとは流石に言わんけど、明治期にそれらが設立された理由の一つとしては結構良いところを突いてると思う。
西欧世界という巨大な異文化圏と接触するにあたり、その文化の上っ面ではない深い部分まで研究、理解するのは当時の至上命題の一つ……だったのかも。

文芸畑だと誰に言われるでもなく西洋的な世界観(自然主義とか自己と世界の対立とか何とかかんとか)の翻訳と消化を試みてるし、
国家の激動期に人文の培ってきた地力の重要さが急浮上する印象はあるかなぁ。個人的な印象ではあるけど。