「民意要らないのか」=死刑判決、5件で破棄−裁判員制度導入10年
5/13(月) 6:46 時事通信
導入から21日で10年を迎える裁判員裁判で、これまでに37件の死刑判決が言い渡された。
命をもって罪を償わせる重い判断だが、うち5件を職業裁判官だけで審理する二審が破棄し、無期懲役に。
過去の判例との「公平性」を重視するなどした結果とはいえ、関わった元裁判員からは「民意なんか要らないということか」との声も漏れる。
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17年3月、悩み抜き、本気で考えた結論を大阪高裁が破棄した。責任能力に関する判断は一審と同様だったが、過去の判例と比較した結果だった。計画性は低く、被害者は2人にとどまる−。
「あり得ない。理解できない」。裁判長が読み上げた理由に、怒りが収まらなかった。
「生半可な思いでやっていたわけではない」と語気を強めた男性。
死刑を選択した一審判決が「安易な民意だった」と思われるのが悔しい。「むしろ二審も裁判員裁判にしては」と思っている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000003-jij-soci

裁判官なんざ所詮は官僚
法律の方を変えないと