>>130
なお、あなたが指摘せずとも、海自はその問題を十分に認識している模様。

2016年に海自は大規模な組織改編を行って、第1輸送隊(おおすみ型やLCACを運用する部隊)を掃海隊群の隷下に配置転換した。
(それまでは、第1輸送隊は護衛艦隊の隷下だった)
これが何を意味するかというと、これからの海上輸送業務は、機雷掃海・掃討任務・機雷敷設と一括して実施するという宣言であり、水陸両用作戦を想定しているわけだ。

なお現段階では、一部報道で漏れ伝わる程度の構想ではあるが、将来的に「掃海隊群」はFFMを編合して、「第2艦隊」へと改編するらしい。
FFMとは今後22隻建造する予定のフリゲートで、
(フリゲートといっても満載5,000トン級もあり、海自のあさぎり型に近い。O・H・ペリー級やラ・ファイエット級よりも大きい)
これはVLSにESSMとA-SAMを積載するから、高い僚艦防空を備えていると思われる。

つまり、これからはこのFFMと輸送艦で陣形を組んで、水陸両用作戦を実施するということだろう