政治学でいう「権力投射」において、海軍の最大の強みは「軍事的影響力を海外に投射できる」こと。
上陸部隊、航空部隊と輸送部隊(災害派遣や同盟支援などに強い)はその重点であり、昔の艦砲射撃と今の対地ミサイル攻撃もそうだ。
決戦による制海権確保は手段であり目的ではない。一応敵の軍事力投射だけを阻止したいなら決戦は最も有効だが、本国から離れる離島の戦いになると、自国本土の戦力を離島に投射できないと意味は少ない。
日本海軍も海自もこれに関してやや斜め上にずれている