>>607
>開発の途中にモーゼル弾と銃、他の拳銃弾SMG、.30カービンシリーズが繋ぎとして各自で一時代を築いたと解釈できると私が考える。
各SMG設計の意図は塹壕戦を有利に進める事で、重量が増したことで実質拳銃より射程距離がやや長いとはいえ設計上はそれほど射程距離向上の意図は無かったはず。
設計や軍の意図とは別に、現場の運用としては君の言う通り接近戦でそれなりの活躍を見せただろう。あくまで銃器メーカーや軍が意図していない範囲での話だが。
そしてその現場で使いやすい中射程距離の銃が”それまで存在しなかった”からこそ、Mkb42Hや戦後のAK47の開発に繋がったと考えられる。

.30カービンは拳銃とライフルの中間と言える。特にM2カービンはアサルトライフルに近い要素があるが、直床でないことからアサルトライフルよりはライフル寄りでSMGから遠い存在だな。
しかし.30カービンは元々拳銃弾として開発されたものではないので、今回の拳銃議論には直接関係ないと考えるj。

>>610
SMGは元々戦場の塹壕を意図していて、トンプソンは塹壕箒というアイディアからスタートしている。
しかしSMGとはどういう形が良いのかが全然決まっていなくて手探りの状態で、トンプソンの初期試作品はブローニング機関銃のような布ベルト給弾のものもあった。
そうこうしている間にWWIが終わってしまってメインの売り込み先が消失してしまったので、仕方なく平時でも使ってくれそうな警察向けに売り込んだというのが流れ。
最初から警察用に作られた訳ではないし、二次被害を言うなら当時のオープンボルトの短機関銃では弾が散ってしまうので拳銃やピストルカービンよりも二次被害は出やすいだろう。