意見が分かれるらしい。
だが開発採用の流れを見れば、AK-47は7.62x25mm SMG、AR-15(M16)はM1カービンの後継として採用された。
評価は分かれるかもしれないが、これは歴とした史実だ。
7.62x25mm SMGとM1カービンシリーズはアサルトライフルの前身であるかとかの話題についで、これで手打ちしよ。

話を少し変わると、
潜在需要がなければ優れる新型銃もアイデア倒れに終わる。
19世紀末からAK-47誕生の約50年間、軽量連射自動銃器がピストルカービンからSMGとM1カービンを経って、アサルトライフルに進化した理由は、中間銃弾連射自動銃器に対しての需要が満たされていなかった故だと思う。
逆から見れば、AK-47とAR-15によって需要が満たされた後、約50年間アサルトライフルがあまり進化していない理由は、新しい需要が少ない故である。

話を本題に戻ると、
話題のNGSW計画を現行小銃と対照すれば、仮に成功しても満たされる需要は概ね「敵軍の防弾ベストを貫通できる」と「弾薬は少し軽量化される」。
歩兵火力が飛躍的に向上するというわけでもない。
銃器の歴史と対照すればこれは楽観できないタイプの開発計画だ。