>なぜ7.7mmを作った
文献を見ると一番可能性が高い理由は、単純に欧米と比べれば6.5mmアリサカが弱い。
当時の相手の中露がパワフルな独逸8mm弾と7.62mmモシン弾を撃て来るので、6.5mmは心細いと感じるだろう。
ちなみに中国の文献は大抵日本軍6.5mm弾の威力を実態以上に低く評価している。多分自軍小銃の口径が大きいのことを自慢したいだろう。
同じく6.5mmを使ったイタリア軍も口径転換の動きがあったので、戦間期において小銃弾として6.5mmの評価はよくなかったらしい。

最近北米で6mmクラスの弾薬(6.5mm Creedmoor)は再評価されているが、威力ではなく、弾道のよさと反動が軽いのことに評価点を置いてる。