それと決定的なのは、日本海海戦時の砲戦距離は、戦艦も装甲巡洋艦も変わらなかったことがある
ド級艦時代とはまるで事情が違う
前ド級の装甲巡洋艦は、戦艦とそこそこ戦える能力を持っていた
日本艦は特にその傾向が顕著で、ミニ戦艦と称してよい性能バランス
イギリスの装甲巡洋艦は地方の主力艦という感じで巡洋艦的性格がかなり強く、攻防性能は日本と比べても劣るものだった