妙高型、高雄型、最上型の様に主砲火力だけ高くした一点豪華主義の巡洋艦よりも、
利根型みたいに巡洋艦本来の役目である偵察や哨戒に力を入れ、
水上機運用能力や水上機運用数にリソースを割いた艦の方があらゆる局面で役に立つ。

艦隊決戦でしか真価を発揮できない妙高型、高雄型、最上型よりも、
偵察、哨戒、水雷戦隊指揮、戦艦の支援、空母機動部隊の支援、空母航空戦力の補間など、
あらゆる局面で柔軟に活躍できる利根型を量産した方が総合的な海軍力は上になる。

本気で艦隊決戦で活躍したり、艦隊旗艦として運用できる巡洋艦に仕上げるなら、
最低でもデモイン級並みに大型重装甲にしないと務まらない。