では、東をx軸、北をy軸方向にとって二次元平面を考える。
射点及び観測点を原点(0,0)として、真北に的艦が距離dの位置(0,d)に居るとしよう。
的艦がある的針的速で進んでいるとき、x方向の速度(横分速)をvx、y方向の速度をvyとする。
また魚雷の雷速をvtとする。
射角をθとして真北から時計回りに定義しよう(真北をθ=0°、真東をθ=90°)。

ここでは簡単のため、射程不足や雷速が足りずに的艦に到達しない場合は考えない
(そういう話をしてるのではないため)
また、当然の前提としてこれまでの議論では省略していたが、vtはちゃんと与えられているものとする。

このとき、「射角θを表す式にはvtとvxが含まれているが、vyとdは含まれない」というのが自分の主張だ。

ここまではおkかな?