>>684
 八代準氏(海軍造船少将)の「艦艇の基礎設計」でも液層防御について、
重油を使用した後に海水を注入しておく運用についての言及があります。
ここは松本氏の「護衛艦技術研究会」と同様です。
 敵との戦闘がまじかに予想される場合には注水しておくようですね。
タンク内も細分化されていますから海水と重油に混じったら廃棄前提じゃないでしょうか?

 恐らく再給油する場合はまとめて排水して改めて重油を補給するのでしょう。
 ノースカロライナの例を見ると前線ではそれで運用していたのではないでしょうか? 
 本格整備の時にはタンクも缶も洗浄が必要になりますが。
 現在でも地下水で運用するボイラーは数年に一回オーバーホールしますが、
不純物で真っ黒になっていたり配管が止まっていたりしますね。